「自分がやりたいことこそ、人に任せる」という判断について

こんにちは松本です。ウチの社長がFacebookでシェアしてた記事が面白いな、と思ったのでご紹介します。

 

「好きを仕事に」という欺瞞に騙されず、心の底から気持ちよく好きなことをやる方法

 

「いいね」ボタンがあるなら、連打しよかなくらい共感する記事。読み終えて、あらためていまのわたしの立場に置き換えて考えてみました。

「経営」はわたしが好きなことで、そして稼げるのか?ということ。

答えはNoで。

好きなこと、やりたいことをしようと思って動き続けてきた結果こうなってた、というのが正しい。ちなみにこの「好きなこと、やりたいこと」は、ずっとやってきた「書く」という仕事ではないです。(え!なにそれ最低!といわれそうですが、これ致し方ない事実。)

書くこと自体が好きなのではなく、「相手の伝えたいことを、代わりに伝える」ことが好きで。「そうそう!こういうコトを言いたかったの!」と相手がいってくれた時。その発信が第三者へ正確に伝わった時、面白いなあと感じるんです、わたし。

自分の作品を出したい訳ではなく、上手くいえない人の代わりに伝えられると嬉しい。逆に言えば、自分が言いたいことは無い…。

伝える表現方法が私の場合、たまたま「ライティング」というカタチだった。デザインができたらデザイナーだったかもですね。フリーランスのライター時代は、自分としては“見合ったお金”を稼げていたなと。つまり好き=稼げるだった、といま振り返ってみて思います。

これが松本の妊娠・出産を機に、時間的にもボリューム的にも、ひとりではこなせなくなっていき、会社のビジネスモデルとしても、松本以外の人に企業の伝えたいことを伝えてもらわないといけなくなった。そこでほかのスキルを持った人を採用していったんです。デザイナーやライターなどのクリエイター陣。いまフルタイム出勤は出来ないけど、働きたいベテラン陣。

この段階ではもう「自分がお客さんから必要とされたい!」っていう個人の承認欲求はもうあんまり無くなっていました。それ、もうフリーランスの時代に味わったし、というイメージ。それよりも私の代わりにスタッフがちゃんと「伝える」というミッションを完了してくれ、そしてスタッフがお客様から「ありがとう!」っていわれることのほうが俄然嬉しくなってきてた。

だから今回紹介した記事のように、「相手の伝えたいことを伝える」ことだけしたかった私から、私の代わりに伝えてくれる人がいる組織、つまり

会社と言う「箱」を作ること、

それが私のやりたいことに変わっていったんです。ただ、そこで問題が発生。。

私が「好き」でかつ「稼げていた」のは「ひとりで伝えること」のスキルであって、組織運営、会社経営のスキルではない

ここなんですよね。なんだったら未知の世界で。過去の営業経験も20年近いクリエイター経験も、どれもお役に立たない壁が、経営をする上では出てきた。私ひとりで経営をすると「好きだけど、稼げない」仕事しちゃうことになるワケです。

そもそもうちの会社のモットーは「適材適所」です。本人が好きでも「あ、この人はコレ不得意だな、生産効率悪いな」と思うジャンルからは、話し合いの上外れてもらってます。ってことは、経営陣もそうあるべきですよね。

だから経営に関してはウチの代表なり、コンサルの人なり、いろんな「出来る人」の力を借りています。これからももっと借りていくつもり。

やりたいからこそ、絶対に自分ではやらない。出来る人に任せて、個々が出来ることに資源を集中させてみんなで稼いでいく。これって組織が、いや個人が生き残る、最善の策だなーと、つくづく思う今日この頃です。