企画書や提案書を書くときって、どうしても時間がかかってしまいますよね。社内の人に提案するだけなら、パワーポイントで作った(ダサい)企画書でも話が伝われば十分だし、なんだったらkeynoteもあるし、そんなに気にはしないもんなのですが、対・お客様となれば別です。
・お客様にちゃんと納得頂けるよう、きちんと情報が伝わる企画書にしたい
・自分の提案する企画が「素敵!!」だと、ぱっと見の直感で感じて欲しい
・回りくどい説明はしたくない
その悩みはわたしも長年抱えていました。ディレクターの仕事は、企画やアイデアを思いついただけ終わりではなく、企画を相手に分かりやすくビジュアルや言葉に落とし込まないといけない。苦手なIllustratorを使って、私も深夜作業しつつ、孤軍奮闘していた時期があったのです。
ただ!!!いまはその苦労とは無縁の生活。深夜残業ナシ。なんやったら最長8時間で労働。
理由はうちのデザイナーと「分業して」企画書を作るようになったからなのです。
手描きのラフ案がおしゃれで見やすい企画書に!
ちょっと一例をお見せしますね
修正前
これ、私が書いた企画書の手描きラフ(一部抜粋)です。
わ、我ながらひどい汚文字・・・。ミミズがはったような字とはこのことですな。
これをもとにデザイナーとビデオチャットで会話すること15分。
こういう風にしたいねんー、ここにいれるテキストはあとでChatworkで投げとくから流し込んでー、とか。ざっくり話して翌日、あがってきたのがこれ↓
修正後
必死こいてIllustratorと格闘してきた、過去の私はなんだったのか・・・。
ちなみにイラストはレンタルフォトで著作権フリーのものを使っています。ここをこだわって手作りするのもありですが、この時はスピード優先でレンタル素材を使いました。
フライヤーやパンフレットはデザイナーに任せようっていう考えは仕事柄当然もってたんですが、企画書ってなんとなく「自分で作るもの」そんなイメージがあったんですよね。いやでもこれは違うなと。
言葉で表現するのが得意な人と、ビジュアルで表現するのが得意な人は違う!!!
のです。
インフォグラフィックを使ったデザインで質の高い企画書をつくる
私はライターなので、企画の詳細(ペルソナとかビジョンとか)すべて文字にして考える派です。ゆえに図解は超絶苦手…。でも企画書には絶対必要じゃないですか。
それをデザイナーさんっていう人種は、こんなんとか↓
こんなんとかに↓
してくれるんですよ!!デザイナーさんによっては企画からする方も当然いらっしゃいますけど、
・企画を考えたりするのは苦手
・相手が伝えたいことをビジュアル化は出来る。
って方も多くて。だったら得手不得手、「餅屋は餅屋」で分業した方が早いよね、という話。
わたしは企画して、それを言葉にする作業をしただけ、その「見せ方」はデザイナーに考えてもらう。
デザイナーさんってね、「ここをこう分けてかくといいな」とか。「ここは強弱つけたら、伝えたいことが引き立つな」とか、そういうのイメージするの、ほんと得意な生き物なのですよ。頭のつくりが違うのね。
最後に。以下はうちのRe:mottoを御利用いただいているお客様からの手描きラフを返信した例。
修正前
これが↓
修正後
こうなりました。いい感じのビジュアルも手持ちのもので使えるものは使います。
まとめ
・企画が得意なひとこそ、企画書は自分で作らない
・言葉で考えるのが得意な人が、ビジュアルで見せるのが得意とは限らない
・「餅屋は餅屋」を実行するだけで、働き方改革はわりとすぐ出来る。
みなさんも「餅屋は餅屋」で業務効率UP!クリエイティブ系バックオフィスサービス「@homeディレクター」でカンタン働き方改革しませんかー?
●「@homeディレクター」はJAMSTOREが運営していた旧称「Re:motto(リモット)」から名称変更し、
2020年6月より、姉妹企業・淀紙器製作所企画部が運営しているサービスです